すばらしい自然の恵みと良質の粘土に富む淡路島は
1400年の瓦の歴史の内、500年に余る歴史を持つ
全国でもまれに見る瓦の産地として数多くの先駆者
を輩出してきました。その匠の技と現代技術が生み出す
いぶし瓦こそ、屋根材の王様と言っても過言ではないと思います
あなたの大切な家を守る屋根には、どうぞ、いぶし瓦の輝きを・・・
ぜひ。ご用命をお待ちしております。

耐寒性

かつて北海道などの寒冷地には瓦は向かないと言われてきましたが
さまざまな改良により、吸水率もはるかに低くなりました
それにより、凍害の心配もなくなり、今では、寒さに強い
屋根材として寒冷地でも盛んに使用されています

通気性

瓦は一枚一枚の重なりから屋根を作り上げます。
従って、瓦屋根には空気が自由に出入りでき
屋根裏にこもった熱気や湿気を追い出すことができます。
屋根全体のエアーコントロールの役割を
自然換気のかたちで瓦が果たしてくれるのです

デザイン性

和形、S形が主流だった瓦も、現代のニーズに応じて
実に多種多様な色・形状のものが流通するようになりました
和風・洋風の様式を問わず、さまざまな住宅に瓦が使用されるようになり
個性的な屋根デザインが次々に生まれています
自然の土という素朴性も見直され
公共施設や各種モニュメント的な建造物にも多く使用されるようになっています

耐震性

一般的に、瓦屋根は地震や台風に弱いという先入観があります
しかし、正しい施工がなされていれば、むしろ瓦は地震・台風に強い
屋根材であることが、各種実験で実証されています
ちなみに、瓦屋根は震度7の激震でもびくともしない
というデーターが出ています

耐火性

瓦は粘土を素材とし高温で焼き上げます。
同じ鉱物素材である鉄は、温度が500度以上になると飴状に曲がってしまいますが
瓦は1,000度以上の温度によって焼成されて作られています
また、新生瓦のような化学製品でありませんから
耐火性ではまったく問題がありません

耐薬品性

海岸地域における塩害の問題をはじめ
最近では酸性雨など自然破壊がもたらすさまざまな住宅被害が報告されます。
屋根材にも化学的に強い素材が求められる時代になりました
瓦は酸やアルカリなどの化学的条件にも強く、酸性雨などからも安全や美観を守ります

防水性

高温で焼き締められる瓦は堅く、吸水率も他の屋根材に比べて
低いのが特徴です。瓦に水がしみて雨漏りするという心配はまったくありません
また形状も水はけの良いかたちになっており
水切りが良いのも瓦の特徴です